育児に疲れた・何もしたくない夜へ|自分を責めない休み方

冷めたお茶とやわらかい朝の光の水彩イラスト がんばりすぎない育児
※本記事にはプロモーション(広告)が含まれる場合があります。
スポンサーリンク

結論から書きます。育児に疲れて「何もしたくない」と感じるのは、あなたが怠けているからではありません。ここまで走り続けてきた人の体と心が、少し休ませてほしいと伝えているだけです。だから、まずは自分を責めないでください。今夜は何もできなくて大丈夫です。この記事では、疲れ切ったときに自分を追い詰めないための考え方と、力を入れずにできる小さな休み方を、静かにお伝えします。読み終えたあと、ほんの少しでも肩の力が抜けたらうれしいです。

スポンサーリンク

「何もしたくない」は甘えではありません

「何もしたくない」と思う自分に、罪悪感を持ってしまう人は多いと思います。私も子どもを育てる中で、洗い物が山になっているのに体が動かない夜を何度も過ごしました。そのたびに「私はダメな親だ」と思いかけて、けれど、それは違うのだと今は思います。

育児は、終わりのない小さな作業の連続です。抱っこ、授乳やミルク、おむつ替え、泣き声への対応、その合間の家事。ひとつひとつは小さくても、休みなく続けば誰でも消耗します。しかも夜は細切れの眠りで、体はいつも回復しきらないまま朝を迎えます。そんな毎日で「何もしたくない」と感じるのは、むしろ自然なことです。

甘えではなく、限界を教えてくれるサインだと受け取ってあげてください。サインが出たときに無理をして走り続けるより、少し立ち止まるほうが、結果としてまた歩き出しやすくなります。今できていないことは、あなたの価値とは関係ありません。

疲れがたまると、なぜ何もしたくなくなるのか

疲れているのに動けない。やることは分かっているのに手がつかない。この状態を「気合が足りない」と考えると、さらに自分を追い込んでしまいます。でも、実際は気合の問題ではないことが多いのです。

睡眠が細切れになると、日中もぼんやりしたり、判断に時間がかかったりします。心にも余白がなくなり、ちょっとしたことで涙が出たり、逆に何も感じなくなったりします。これは、心と体が「これ以上はしんどい」と省エネモードに入っているような状態だと私は感じています。動けないのは、あなたが弱いからではありません。

そして、育児中は自分のための時間がほとんど取れません。一人になれる数分すらないまま何日も過ぎると、気力の貯金がどんどん減っていきます。貯金がゼロに近づくと、好きだったことすら面倒に感じます。そういうときは、まず「減った分を少しだけ戻す」ことだけを考えれば十分です。全部を取り戻そうとしなくていいのです。もし気持ちの落ち込みが長く続いてつらいときは、無理をせず、お住まいの自治体の相談窓口や、かかりつけの医療機関に頼ってください。

頑張らないための考え方の切り替え

疲れているときほど、頭の中は「やらなきゃ」でいっぱいになります。その量を少し減らすだけで、心はずいぶん軽くなります。私が意識してきた考え方をいくつか置いておきます。

ひとつは、「今日の合格ラインを下げる」ことです。子どもが生きていて、あなたも息をしている。それだけで今日は十分だと考えてみます。掃除や料理は、できた日がボーナスです。できなくても、マイナスにはなりません。

もうひとつは、「頼るのは負けではない」ということ。家族に少しだけお願いする、宅配や冷凍食品に頼る、便利な道具を使う。手を抜くのではなく、自分の体力を守るための工夫です。私も、全部を自分でやろうとしていた頃より、頼れるものに頼るようになってから、気持ちがずっと楽になりました。誰かに任せて空いた時間は、あなたが少し休むための時間です。それは決して怠けではありません。

今夜からできる、力を入れない休み方

疲れているときに大きな行動はできません。だから、ほんの小さなことだけ挙げます。ひとつでも、できそうなものがあれば十分です。

家事をひとつだけ手放す

今夜は洗い物をシンクに置いたままでも大丈夫です。畳んでいない洗濯物も、明日の自分に任せましょう。手放したぶんの数分を、座って休む時間に変えてください。

温かい飲み物をゆっくり飲む

白湯でも、お茶でも、好きなものでかまいません。両手でカップを包んで、湯気を眺めるだけでも呼吸が落ち着くことがあります。飲み終わるまでの数分だけ、何も考えない時間にしてみてください。

照明を少し暗くする

明るい光は、それだけで脳を刺激します。夜は照明を一段落として、部屋をやわらかい明るさにしてみます。視界がやさしくなると、気持ちもほどけていくと感じる人もいます。

スマホを少し置いてみる

情報を追い続けると、休んでいるつもりでも脳は疲れていきます。今夜は数分でいいので画面から離れて、目を閉じてみてください。音楽をそっと流すのもいいと思います。

「今日もよくやった」と口に出す

誰も褒めてくれない日でも、自分にだけは声をかけられます。小さな声で「今日もよくやった」と言ってみてください。ばかばかしく感じても、自分をねぎらう言葉は、思ったより心に届きます。

眠れそうなら早めに横になる

やり残したことがあっても、眠気が来たら優先していいのです。少し早く布団に入るだけで、翌朝の感じ方が変わることがあります。眠れなくても、横になって体を休めるだけで意味があります。

あなたはもう、十分に頑張っています

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。読む気力を出せたこと自体が、今日のあなたの立派な行動です。

育児は、目に見える成果が返ってきにくい仕事です。誰にも気づかれない夜の抱っこや、何度も繰り返すおむつ替えは、記録にも残りません。でも、その一つひとつを、あなたは確かに積み重ねてきました。子どもが今日も一日を過ごせたのは、あなたがそばにいたからです。

「何もしたくない」と思う日があってもいいのです。休むことは、次の日をまた迎えるための準備です。今日できなかったことは、明日のあなたか、誰かの手を借りてやればいい。全部を一人で抱えなくて大丈夫です。どうか今夜は、少しだけ自分にやさしくしてあげてください。あなたが休めることを、そっと願っています。

眠れない夜の背景に、寝かしつけ音楽を無料で配信しています。よければどうぞ。

YouTube: https://www.youtube.com/@Baby_SleepLullabies

長い手紙のようなnote: https://note.com/nennebaby

ひとりで抱えないでください

「消えてしまいたい」と感じるほどつらいときは、下記の窓口に連絡してください。深夜でもつながります。

  • よりそいホットライン 0120-279-338(24時間・通話無料)
  • こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556

お住まいの自治体の子育て相談窓口や、かかりつけの小児科でも相談できます。頼ることは、無理をしないための普通の選択です。

コメント