生後3ヶ月 急に寝なくなった|睡眠退行かなと感じたら

眠れない夜に
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今夜、これを読んでいるあなたへ。先に結論をお伝えします。生後3ヶ月頃に、それまでよく寝ていた赤ちゃんが急に寝なくなるのは、めずらしいことではありません。「睡眠退行」と呼ばれる時期の変化として語られることが多く、多くの家庭で見られます。あなたのやり方が間違ったわけでも、努力が足りなかったわけでもありません。まずはそのことだけ、静かに受け取ってください。

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生後3ヶ月で急に寝なくなるのは、よくある時期の話

それまで夜にまとまって寝てくれていた赤ちゃんが、ある日を境に何度も目を覚ます。寝かしつけに時間がかかる。やっと寝たと思ったのにすぐ起きる。こうした変化に、ふいに戸惑うお母さんはとても多いです。私自身も、上の子のときに「昨日まで寝ていたのに、どうして」と夜中に途方に暮れたことがあります。

生後3ヶ月前後は、赤ちゃんの体や感覚がぐんと育つ時期だと言われています。まわりの音や光への反応が豊かになり、昼と夜の感覚も少しずつ生まれてきます。育ちの途中だからこそ、眠りのリズムが一時的に揺れることがあるのです。「順調だったのに崩れた」のではなく、「育っている途中の揺れ」と受け止めると、少しだけ気持ちがゆるむかもしれません。

この揺れがどのくらい続くかは、赤ちゃんによってさまざまです。数日で落ち着く子もいれば、もう少し波が続く子もいます。終わりが見えないと不安になりますが、多くの場合は時期とともに変わっていくもの、と語られています。今の状態がずっと続くわけではない、と心のすみに置いておいてください。

「寝なくなった」の裏で起きているかもしれないこと

急に寝なくなると、原因を探して自分を責めてしまいがちです。でも、はっきりとした一つの理由に絞れないことも多いものです。ここでは、この時期によく語られる背景をいくつか並べてみます。あくまで一般的な話として、気楽に読んでくださいね。

一つは、感覚の発達です。周囲の刺激をよく感じ取れるようになった分、ちょっとした音や気配で目を覚ましやすくなることがあります。もう一つは、昼夜のリズムづくりの途中であること。体内時計が少しずつ整っていく過程で、夜の眠りが浅く感じられる日もあるようです。

また、日中の過ごし方や、寝る前の環境の変化が、眠りの深さに影響していると感じる親御さんもいます。抱っこでの寝かしつけに慣れている子が、ふとしたきっかけで一人で眠り直すのが難しくなる、という話もよく聞きます。どれも「悪いこと」ではなく、育ちのなかで自然に起こりうることです。

ただし、いつもと様子が大きく違う、機嫌や飲みが明らかにおかしい、といった心配なことがあるときは、自己判断で抱え込まないでください。気になることがあれば、小児科や自治体の相談窓口にたずねてみると安心です。眠りのことも、遠慮なく相談していい相手がいます。

今夜からできること

大きく変える必要はありません。今のあなたにできそうなものを、一つか二つ選ぶだけで十分です。うまくいかない日があっても、それが普通です。

寝る前の流れをゆるく決めておく

お風呂、着替え、部屋を暗くする、といった順番をなんとなく同じにしてみます。毎日きっちりでなくて大丈夫です。同じ流れが続くと、赤ちゃんが「そろそろ夜だ」と感じるきっかけになることがあります。

部屋を少し暗く、静かにしてみる

この時期は光や音に敏感になりやすいと言われます。寝る前は照明を落とし、テレビやスマホの音を控えめにしてみてください。生活音をゼロにする必要はありません。ほんの少しの調整で落ち着く子もいます。

昼間に明るい光と関わりの時間をとる

昼はカーテンを開けて、話しかけたり顔を見せたりする時間をつくります。昼と夜のメリハリが、リズムづくりを助けると語られています。特別なことはいりません。窓辺で少し過ごすだけでも違いを感じることがあります。

寝かしつけの方法を一つに絞らない

抱っこ、トントン、静かな音楽など、その日の様子で使い分けてよいのです。「これでないと寝ない」と思い詰めると、うまくいかない夜がつらくなります。今夜合う方法を探すくらいの気持ちでいてください。

泣いてもすぐに完璧を目指さない

少しぐずっても、数十秒だけ見守ってから対応してみる、という選び方もあります。無理に泣かせ続ける必要はありません。あなたが「これなら続けられそう」と思えるやり方が、いちばんいい方法です。

お母さん自身が休める工夫をする

赤ちゃんが昼に眠ったら、家事より先に横になっていいのです。誰かに頼れるなら、遠慮せず頼ってください。あなたが少し回復することが、めぐりめぐって赤ちゃんの安心につながります。

眠れない夜に、自分を責めないために

夜中に何度も起こされると、体だけでなく心もすり減っていきます。「私のせいかもしれない」「みんなはもっとうまくやっている」——そんな考えが浮かぶ夜こそ、少し立ち止まってほしいのです。眠れない夜が続いているのは、あなたが頑張っていない証拠ではなく、むしろ毎晩向き合い続けている証拠です。

私は寝かしつけの音楽を作りながら、たくさんの「眠れない夜」の声にふれてきました。そのたびに思うのは、うまくいく夜も、いかない夜も、どちらも子育ての普通の一部だということです。今日ダメでも、明日また試せばいい。それくらいの余白を、自分に許してあげてください。

それでも一人で抱えるのが重いときは、声に出してみてください。パートナー、家族、友人、自治体の窓口。眠れないことを打ち明けるのは、弱さではありません。あなたと赤ちゃんの毎日を守るための、大切な一歩です。

おわりに

急に寝なくなった夜は、本当に心細いものです。でも、それは赤ちゃんが育っているサインの一つでもあります。今の揺れは、ずっと続くものではありません。今日をなんとかやり過ごせたなら、それでもう十分です。完璧じゃなくていい。あなたは、もう十分によくやっています。

どうか、今夜あなたが少しでも横になれますように。肩の力を、そっと抜いてくださいね。

寝かしつけの音楽を無料で流しています。よければ夜のお供に。YouTube: https://www.youtube.com/@Baby_SleepLullabies / 長めの手紙はnoteに。https://note.com/nennebaby

ひとりで抱えないでください

「消えてしまいたい」と感じるほどつらいときは、下記の窓口に連絡してください。深夜でもつながります。

  • よりそいホットライン 0120-279-338(24時間・通話無料)
  • こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556

お住まいの自治体の子育て相談窓口や、かかりつけの小児科でも相談できます。頼ることは、無理をしないための普通の選択です。

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