結論から書きます。夜中の授乳が眠くてつらいのは、あなたの気合いが足りないからではありません。夜中に何度も起きるのは、体にとってとても大変なことです。だからつらくて当たり前です。この記事では、少しでも負担を軽くする工夫と、気持ちの整理のしかたを、静かにお伝えします。読み終わったら、そっと目を閉じてもらえたらうれしいです。
夜中の授乳が眠くてつらいのは当たり前のこと
まず、いちばん伝えたいことがあります。夜中に起きて授乳をするのは、心も体もすり減る作業です。眠りが浅くなり、深い眠りにたどり着く前にまた起こされる。それが毎晩続けば、誰だって頭がぼんやりします。感情のコントロールも効きにくくなります。それは弱さではなく、睡眠が細切れになった体の自然な反応です。
私も子どもたちが小さかった頃、暗い部屋で何度も目を覚ましました。時計を見て「まだこんな時間なんだ」とため息をついた夜が、いくつもあります。眠くて涙が出ることもありました。あのころの自分に会えるなら、「あなたはよくやっているよ」とだけ言いたいです。
つらさを感じているということは、それだけ真剣に向き合っている証でもあります。どうか、眠れない自分を責めないでください。今の時期は、永遠には続きません。今はただ、少しでも楽になる方法を一緒に探せたらと思います。
眠くてつらい夜に、負担を軽くする考え方
夜中の授乳を「一人で完璧にこなすもの」と思うと、どんどん苦しくなります。私が少し楽になれたのは、「今夜を乗り切れれば十分」と考えるようにしてからでした。先のことまで背負おうとすると、眠れないことへの不安まで抱えてしまいます。
大事なのは、睡眠の総量を少しでも取り戻す工夫です。まとまって眠れないなら、細切れでもいい。日中に少しでも横になれるなら、家事を後回しにしてでも休むほうが、体には優しいことがあります。洗い物や掃除は、明日の自分がやってくれます。今日の自分は、休むことを最優先にしていいのです。
それから、頼れる人がいるなら遠慮なく頼ってください。夜のうちの一回だけでも代わってもらえると、体の感じ方が変わることがあります。「頼るのは申し訳ない」と感じる方も多いですが、あなたが倒れないことが、家族にとって何より大切です。頼ることは、家族を守る行動でもあります。
今夜からできること
すぐに試せる小さな工夫を並べます。全部やる必要はありません。できそうなものを、一つだけ選んでみてください。
授乳の場所をあらかじめ整えておく
暗い中で起きて動くのは負担が大きいです。授乳する場所に、飲み物やタオルを昼のうちに置いておくと、夜の動作が減ります。準備が整っているだけで、心の余裕が少し変わります。
強い光をなるべく避ける
夜中にスマホの明るい画面を見ると、目が冴えてしまうことがあります。手元だけを照らす、ぼんやりした灯りを用意しておくと、授乳のあとに戻りやすくなる人もいます。光との付き合い方を少し変えるだけです。
授乳のあとにすぐ寝ようとしすぎない
「早く寝なきゃ」と焦ると、かえって眠れないことがあります。眠れなくても、目を閉じて横になっているだけで体は休まります。眠ることより、休むこと。そう考えると肩の力が抜けます。
静かな音を味方にする
しんとした部屋だと、物音や自分の考えごとが気になることがあります。小さな音量の音楽や、やわらかな環境音を流しておくと、気持ちが落ち着くと感じる人もいます。無理のない範囲で試してみてください。
翌日の自分に期待しすぎない
眠れなかった翌日は、予定を詰めないでおきましょう。「今日は最低限でいい」と決めておくと、できなかったときに自分を責めずにすみます。ハードルを下げることも、立派な工夫です。
飲み物を温かいものにしておく
夜中は体が冷えやすい時間です。手の届くところに温かい飲み物を用意しておくと、授乳のあとにほっとひと息つけます。小さなことですが、体が温まると気持ちもゆるみます。
眠れない夜に、心を少しだけ軽くする
体の工夫と同じくらい、心の持ち方も大切です。夜中はどうしても、悪いことばかり考えてしまう時間です。「私だけがつらいのかな」「いつまで続くんだろう」。暗い部屋では、不安が実際より大きく見えます。
そんなときは、今この瞬間だけに目を向けてみてください。腕の中の重み、小さな呼吸の音。それだけで十分です。明日のことも、一週間後のことも、今は考えなくていい。夜が明ければ、少し違って見えることがあります。
私は、眠れない夜に「これはいつか思い出になる時間かもしれない」と自分に言い聞かせていました。渦中にいるときは、そう思えないこともあります。それでもいいのです。つらいと感じている今の気持ちも、ちゃんと本物です。無理にポジティブにならなくて大丈夫です。
もし、眠れなさや気持ちの落ち込みがずっと続いてしんどいときは、一人で抱えないでください。気になることがあれば、小児科や自治体の相談窓口に声をかけてみるのも一つの方法です。話すだけで、少し軽くなることもあります。
おわりに
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。深夜に、眠い目をこすりながら読んでくれた方もいるかもしれませんね。夜中の授乳が眠くてつらいのは、あなたが一生懸命だからです。その頑張りは、誰に褒められなくても、確かにここにあります。
今夜も、どうか無理をしませんように。眠れる時間が、少しでも訪れますように。あなたは、もう十分すぎるほどよくやっています。
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ひとりで抱えないでください
「消えてしまいたい」と感じるほどつらいときは、下記の窓口に連絡してください。深夜でもつながります。
- よりそいホットライン 0120-279-338(24時間・通話無料)
- こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
お住まいの自治体の子育て相談窓口や、かかりつけの小児科でも相談できます。頼ることは、無理をしないための普通の選択です。


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